その後、何回かVRChatでDJを経験した後の現在のVRChatでDJするときのセッティングの紹介です。
グリーンバックを使ったゴリゴリセッティングは「こちら」。

どんな人におすすめのセッティングか

  • 住宅・家庭の事情、VRイベントの時間帯などによって、スピーカーから音が出せない人。
    ※追記:以下のセッティングは会話の音声(Voices)を直接HMDから出力します。その音も出しちゃいけない環境だと参考にならないかもしれません!
  • フロアの声を聞きたい人。
  • DJ中もアバターを動かしたい人。

主要機材

  • DJ用PC
    DJミキサーが変わることでDJソフトがTraktor Pro 3からSerato DJ Proになりました。慣れるまでの我慢ですが、DJソフトが変わるとかなり使いづらいですね💦
    Serato DJ、だいぶクセがありますね。Traktor DJは初見の人には使いづらいかもしれませんが、細かく設定できるのが良かったですね。DJコンはTraktor専用なので、タンテが使えないところでは、Traktor Pro 3は使う予定。
    データの移行には、Lexiconを使いました。めっさ簡単にできました(月額制)。重複データの整理とかもできます(日本語楽曲の精度は落ちる)。
    DJイベント前には、ゴミ箱を空にして、セーフブートモードでキャッシュクリア、Wifi切ろう。
  • DJミキサー DJM-S7
    ついに買ったーーーTT。よく頑張ってくれたDIF-2S。
  • モニターヘッドフォン
  • タンテ x 2
  • 配信用オーディオインターフェース/卓ミキサー Yamaha AG03
  • 配信&VRChat用PC
  • WEBカメラ eMeet C960 x 1、品番不明の安いやつ x 1
    どちらもやっすいウェブカメラです。手元用のカメラC960は、ゴリラポッドでカーテンレールに付けてます。もう一方の品番不明のカメラは普段からディスプレイに乗せてて、DJをする時にディスプレイをDJブースに向けたら良い感じに横からのアングルになったので、そのまま配信用映像として使ってます。
  • 卓ミキサー Behringer 1002FX ※スプリットCUE用
    LINE入力x2組、ヘッドフォン出力、パン振り(BALコントロール)ができるなら何でもいい。

配線

DJミキサーのメイン出力をAG03(オーディオインターフェース)を経由してOBSでストリーミング。
DJM-S7にスプリットCUE機能がなかったので、ブース出力とCUE出力を卓ミキサーに入れる。卓ミキサーに入れたブース出力とCUE出力を左右にパン振りして、ヘッドフォンに出力。

※DVSの場合、いわゆるExternal設定になるのでDJミキサー本体にスプリットCUE機能がないと、別途パン振りするための卓ミキなどが必要かと思います。DJコントローラーだと大体多分いわゆるInternalなので、DJソフト側にスプリット機能があればこのような配線は不要かと思います。多分。

OBSの設定

OBSの設定は「こちら」のOBSの設定をご参考にしてください。
※リンクはTopazChat想定(最新の推奨環境はTopazChatのBoothページなどを見るように)です。他のストリーミングサービスを利用する際にはサービスの推奨環境やオーガナイザーの言うとおりに設定しましょう。

VRChatの設定

HMDは付けたまま、VRChat内のWorld音声は0にして、Voicesは適宜調整。Oculus Quest 2内蔵スピーカーから直接Voicesを出力。Oculus Quest 2の内蔵マイクを使って通話。
少し前までQuestのノイズキャンセルの精度が低くて、Questのワールド音声をそのまま出力するとマイクに拾われてループしちゃいましたが、改良されたようです。※改良されるまでは、Virtual Desktopを使ってました。

以上のセッティングで、フロアの反応見つつ、声も聞きながら、喋ることも可能な状態で、ヘッドフォンの左でCUE出力、右でマスター出力をモニタリングしてDJできるかと思います。

便利グッズ

HMDは外さず、目元の隙間からDJやパソコン操作をしてます笑。慣れれば意外とできます。
しっかりと手元を確認されたい方には、↓が便利かもしれません。クイッとゴーグルだけ上げられます。
※おそらく純正パーツではないので、自己責任で。

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酒を飲むたびにコントローラーを外したくない飲兵衛さんには↓がおすすめ。
※おそらく純正パーツではないので、自己責任で。

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XSOverlayを使って、DJブースとDJ用PCの画面をHMD内に転写する方法も試してみましたが、私のPCではラグがあったのと、XSOverlayが重いので、人がいっぱい来るDJイベントではガクガクになりそうな気がしたので今のところ不採用。

↑XSOverlay使ってる様子。ワールドはVRDJ練習にオススメ、だいふくさんの、Yellow Lab。いつもありがとうございます。
最近はちゃるしあさんの宅録DJワールドも練習に使わせていただいてます。(先日ようやく直接お礼が言えました。)

スクラッチの練習、つなぎの確認などを不定期で深夜にしてます。プロフィール画像が下記のときはお気軽に覗きに来てください!一緒に練習しましょー(25:00まで)。

以上!