DIY MIDIコン、ボタン、スライダー、ツマミの順に作り方を説明していきたいです。
第1弾は基本的なボタンの作り方です。
第一回ははんだ付けまでです。
まずは完成図から。

アーケードボタンの突起から、ケーブル(黒)が「Teensy Duino」のGND、ケーブル(茶)が「Teensy Duino」のDIGITAL PINS(0)に接続されてます。
(筐体への固定のためにTeensy Duinoの下にユニバーサル基板がついてますが無視して結構です。)
Teensy Duinoに「Micro-USB変換アダプタ」が接続されていて、そこにさらに「USBケーブル(A to B)」が接続されていて、それにパソコンが接続されています。

図にするとこんなかんじ。超シンプル。
f:id:jentagawa:20170222225037p:plain
上の図では、黒がGND、赤がDIGITAL。ボタンを押して信号を送るだけ。
※図面ソフトはFritzingというソフトを使ってます。


さて大枠が整理できたところで作っていきましょー。

用意するもの

今回はあくまでボタンの作り方や仕組みを説明しますのでしっかりとした筐体は作りません。

ですので最低限必要なものはこちら。

  • Teensy 3.2

Teensy 3.2

Teensy 3.2

  • Micro-USB変換アダプタ

  • USBケーブル(A to B)

iBUFFALO USB2.0ケーブル2.0m ブラック BSUAB220BK

iBUFFALO USB2.0ケーブル2.0m ブラック BSUAB220BK

  • はめ込み式押しボタン aka アーケードボタン

  • ジャンパーケーブル

  • はんだごてセット

goot 電子工作用はんだこてセット X-2000E

goot 電子工作用はんだこてセット X-2000E

  • 電子工作用はんだ

goot 電子工作用はんだ SD-63

goot 電子工作用はんだ SD-63

  • ピンソケット

  • 絶縁テープ

はんだ付け

基盤のTeensy Duinoは、teensy(極小)という名前のとおり部品が小さいのではんだ付けは若干難しい。

アーケードボタンには2つの突起があります。
片方をグラウンド(GND)、片方をシグナル(DIGITAL PINS)と見立てます。
どっちがどっちという決まりはないです。
それぞれジャンパーケーブルをはんだ付けします。

ピンソケットをTeensyにはんだ付け。
ピンソケットがあるとボタンからのワイヤーを差し込み式で接続できるようになり、簡単に接続を変えれるのでオススメです。

最後にアーケードボタンにつけた2本のジャンパーケーブルをTeensyへの接続。
Teensyの基盤図は以下のとおり。
f:id:jentagawa:20170222214842p:plain
*公式サイトの最新PDFはこちら。

今回はTeensyからの信号をボタンを通して返すだけのシンプルな信号のやりとり。
片方のワイヤーはGNDに。もう片方はDIGITAL PINSに。今回は0の部分のソケットにワイヤーを差し込みます。
差し込んだら絶縁テープで固定。

これで接続まわりは完了。

次回はプログラミング!
jentagawa.hatenablog.com

参考サイト

djtechtools.com

余談

いつもお世話になってる方に、ピジョンレコードを教えてもらい、そのままいつものアウトレコードで一杯。
その後最近出来たばかりのバー、LEVEL 8へ。めっちゃおしゃれ。

帰り道、近所の公園でインラインホッケーしてる人たちがいました(° ꈊ °)✧˖°
今度仲間に入れてもらおう。

では。