ポスト真実」の時代を読んだ。

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ポスト真実とは、

”世論を形成する際に、客観的な事実よりも、むしろ感情や個人的信条へのアピールの方がより影響力があるような状況”について言及したり表したりする形容詞

このポスト真実というキーワードに、「信じたいウソ」が「事実」に勝る世界の特徴を事例を交えて紹介されてます。

情報が多すぎることによる弊害

ウソをついてる側も、別に自分がウソをついている認識はないです。
なぜなら溢れかえる情報の中で、自分の主張の後ろ盾になる、情報もたくさんあるからです。

見たい情報ばかり集め、自分が正しいと確信を強め、他の意見を聞き入れなくなる傾向があるのかもしれません。

物語を通して事実を伝える

意見の違う集団への対話の方法として、紹介されていた一例です。
事実だけを伝えもうとしても、そんなのフェイクだ!と、拒絶されてしまいます。
そこで、共感してもらえるような物語を通して事実を伝えることがあげられています。
情報の正しい云々よりも、まずは、共感してもらうこと。共感は信用へと変わり、耳を傾けてくれるのかもしれません。

自分自身の情報源の構成を考える

この本を読んだきっかけに、自分の情報源を改めて見直しましたら、だいぶ偏っていました。笑


ウェブでの情報収集は、参考レベルにして、現場や生の声、自分の実体験を大事にしつつ、考えが凝り固まらないようにしたいです。

あと、ときどき、自分がフィルターバブルってないか見直す習慣が必要かもしれないです。

自分のSNSを分析してくれるツールがあったら面白いかもしれないですね。


とりあえず、Googleの検索結果が僕のユーザー情報をもとに勝手に変わるのをやめてやもらいたいです。
シークレットモードをいちいち立ち上げるのも面倒だし…