平成が終わるこのタイミングで、何故か昭和期を振り返ってみた

それでも、日本人は『戦争』を選んだ 「それでも、日本人は『戦争』を選んだ」を読みました。

1930年代の外交と軍事を専門に研究してる加藤陽子さんが、「日清戦争から太平洋戦争の日本人の選択」について、高校生に対しておこなった授業をまとめたものです。
(近代史・日本史について全然勉強してこなかったので、時代の変遷を理解するためにもよかったです。)

日清戦争・日中戦争を、落ちる中国、伸びる日本という対比ではなく、欧米からの圧力の中、日中はどういう心情で動いていたのか、
何で圧倒的軍事力の差があるアメリカに戦争を仕掛けちゃったのか、そしてそのまま突っ走ったのか、
などについて、ときにクイズ形式で、分かりやすく解説しています。

個人的に、気になった箇所のメモです。(ネタバレ注意)

  • 戦争とは、国家と国家の関係において、主権や社会契約に対する攻撃、つまり、敵対する国家の憲法(自分達の一番大事な社会秩序)に対する攻撃、という形をとる。
  • 最も頭脳明せきで優秀な補佐官達が政策を立案していたはずだったベトナム戦争が泥沼化したのは、強いプレッシャーの中、過去の事例を参考にするが、バイアスがかかることが多く、歴史を誤用していた。
  • 日露戦争、実はロシアのほうが積極性があり、日本はむしろ避けようとしていた。
  • 欧米列強は、植民地を国内の過剰人口や失業問題の解決策としていたが、日本は安全保障上の利益が第一目的。
  • 第2次世界大戦、ドイツ・日本は短期決戦では互角かもしくは勝てると思ってた。
  • 日本の被害者意識は、9割の戦死者が遠い戦場で亡くなっているのと、人口の8.7%が経験している満州引き揚げから来てるかも。
    などなど、全然知らなかった視点を知ることができました。

戦争を客観的に分析しつつ、本書の最後の方では戦争に対する、非情さみたいなことついても少し言及しています。中でも、気になったのは、日本は、自国民や、捕虜に対する扱いの悪さも特徴的だったこと。(ドイツとの比較)
日本は、人道的な面でいうと欧米からはまだまだ遅れていたのかもしれません。(ドイツもドイツなので、一概には言えないと思いますが)
植民地の現地人、捕虜、自国民に対する非情さ…日本のブラック文化は昔からのようですね。
ちょっと思い出したのが、先日Netflixでみた「虐殺器官」での下記のセリフです。

「”仕事だからしかたがない”19世紀の夜明けからその言葉が虫も殺さぬ凡庸な人間たちからどれだけの残虐さを引き出すことに成功したか。仕事だからナチはユダヤ人をガス室へ送れた。仕事だから東ドイツの国境警備隊は西への脱走者を射殺することができた。全ての仕事は、人間の良心を麻痺させるために存在するんだよ。」

仕事というより、組織っていう言葉のほうが適当かなと思ってますが、そんな感じでしょうか。
大きなことを成すには組織が必要ですが、自分の正義をしっかり持って組織の暴走には加担しないように、という精神論で感想を締めます笑。

引き続きScala勉強中

何事にもプロになるまで大体1万時間かかるらしいです。そんな単純な話じゃないと思いますが、Scalaにどれだけ時間とお金を投資しているかの記録です。
11月開始
累計:61時間(01/02) -> 67時間
内訳:基礎学習、環境構築50時間。読書11時間。Play Framework 6時間。
制作物:0
読んだ本:スッキリわかるJAVA入門実践Scala入門
やっとPlay Frameworkについて環境構築ができ、ローカルでの開発の流れをざっくりできました。
ずっとエラーが出てたのですが、ようやく解決できました。エラーをとおして、sbtのバージョン違いなどについて勉強になったような気がします。解決方法を次回のブログでまとめます。

RadixCodeさんの動画で、Play Frameworkについてざっくり理解できた

勉強してる教材以外で、参考にしてるものです。やっぱり活字より動画ですね。英語も比較的簡単です。

最近のヘビロテ

Earth, Wind and Fire ◊ Tyler, The Creator ◊ Kali Uchis ◊ Bootsy Collins [Mashup]
最近はファンク、ディスコにハマってます。女性ボーカルのフーフー歌ってるとこ、めっちゃ好き。

Still Woozy - Habit
オークランド出身、Feed Me Jackの Sven Gamskyによるソロプロジェクト。

Weekly Vinyl Diggin #1

自分の部屋もできたことですし、今年から、ついに12インチ収集に手を出し始めちゃいましたー。 と言いつつ、下はBPMが遅い7インチで組んでみたミックスです。

以上!


Thinking about Shouwa era when Heisei era is about to end

それでも、日本人は『戦争』を選んだ I read a book called “Still, Japanese chose war”

The author is Youko Kato, who specialize in 1930s diplomacy and military affairs. The book is mainly about the choices Japanese made during Sino-Japanese war to the Pacific war.
It was also meaningful for me because I didn’t really have a chance to study Japanese modern history.

In the book, it analyses Sino-Japan war Japan-China war not only from the view as growing Japan and falling China, but how much pressure they were having from the western countries, and how it affected their judgment, why Japan has started a war with the US with the disadvantage situation and kept on fighting.

Below are some of the points I thought I should take notes.

  • War is a form of which to attack the social contract of one country.
  • Even the best and brightest people will people make poor judgments from misreading history.
  • The Russians were more aggressive in starting the war in the Russo-Japanese War
  • The West made colonies for solutions for overpopulation and unemployment problems but for Japan it was security.
  • WW2, Germany, and Japan thought they could win the other countries if the war was done in a short period.

Studying SCALA

Started November
Total time - 61 hrs
Break down - Basic learning 50 hrs. Reading textbooks 11 hrs. Play framework 6 hrs.
Production - 0
What I read - スッキリわかるJAVA入門実践Scala入門
Finally started the Play framework. There was so many errors starting the Play framework. I’m going to write about that another day.

RadixCode

Great tutorial by RadixCode.

Songs I liked recently

Earth, Wind and Fire ◊ Tyler, The Creator ◊ Kali Uchis ◊ Bootsy Collins [Mashup]
Listening to funk disco music recently.

Still Woozy - Habit
From Oakland, solo project of Sven Gamsky from a band called Feed Me Jack.

Weekly Vinyl Diggin #1

Below is a mix I made with my slow tempo 7 inch vinyls.

That’s all for today!