【書籍レビュー】「仕事の説明書」を読んだ

どうすれば楽しく仕事ができるのか、業務知識の取得だけでは不足してることを補完する「仕事の説明書」。

仕事の心構えから攻略法まで、現場視点で解説

仕事というゲームを楽しくするための心構えからはじまり、仕事を攻略するための様々な分析手法が、ゲームの例え話と分かりやすい図説で解説されてます。2時間程度でサクッと読み終えることができると思います。

社会に出てぼちぼち経ってるので、既に知ってることが多かったですが、仕事についてのマインドセットから始まり、社内・社外調整からキャリアアップについてまで、「現場の流れ」に沿って紹介されているのがとっても参考になります。
それもそのハズ、

平日に現場で働いているからこそ、伝えられることがある。土日を執筆に割いてでも、伝えたいことがある。
をコンセプトとした「土日出版」という出版社を立ち上げ、自費出版されてる本だからです。
（あとECサイトやアプリ開発などウェブ系ビジネスの事例が多かったので、個人的にはその点でも参考になりました。）

ちょこっとネタバレ&メモ

遊びやゲームと仕事の違いから導いた、仕事を楽しくするために必要な要素

1.ゴールや到達手段を明確にすること
2.失敗を許容される環境を作りあげる
3.自由意志を発揮すること

「仕事＝問題解決」なんだけど、何が問題なのか誰も分からないことも多い。キャリアアップするには、問題解決の能動的な行動を求められ、難しい。
ゴールが分かったら今度は、失敗を許容される環境（リスクが少ない環境）を整える。それらができれば、自由意志を発揮できる環境も作れ、うまくいけば生活のための仕事も楽しくなる。

本書に記載されてる図解が一部Amazonで公開されてたので引用。